第1635例会 長崎港一周@

西川 陽

 2009年に実施した「長崎港を囲む山々を結んで一周する」例会を、同一コースで5年ぶりに行うことにした。冬の運動不足解消と変化しつつある景観等の再認識が狙いであるが、個人的には年々退化していく体力・記憶力に少しでも歯止めをかけたいという思いがある。(無理かも知れぬが、忘れた道を思い出し、すこしでも歩くことに自信を持ちたいと思っている。)
初回は前回どおり岩屋山から稲佐山を経て大谷町へ下るコースを歩いた。
▼節分の2/3(月)9時、虹ヶ丘バス停へ集合。空はどんよりとした曇りで薄暗い。
早朝、今年初めての「微小粒子状物質PM2.5注意喚起報」が発令され、不要不急の外出や屋外での過激な運動は控えるようにとの放送があった。が、参加メンバーの「この年になったらそんなの関係なし」という心強い声に押されて予定通り出発。
スタート時の参加者10名。悪天候ではあるが精神的若人の多数参加は嬉しい。
 岩屋神社前で準備体操の後、9:18岩屋山頂目指し出発。神社経由の直登コースをとったが、岩の多い山道は濡れておりよく滑る。加えて湿度がやたら高く汗びっしょりとなる。
途中1回休憩後10:22山頂着。山頂は濃霧で視界不良。記念写真は撮らずに、10:35石段のある自然歩
道方面を下る。休憩舎から下の道は両側の立ち木を伐採中であり足場が良くない。

 11:02警察学校方面へ繋がる市道へ出て、ここから小江原池までの急坂を滑らぬよう慎重に下るがこの頃より雨が降り出す。
時おり雷音も聞こえ、5年前もこのコースで雨・雪(みぞれ)に見舞われたことを思い出す。長崎港一周のスタートは悪天候が定着か?
 11:35過ぎ小江原のバス通りに出て北高前のコンビニ前で休憩。雨も一時間足らずで止み、このチェーン店の売れ筋商品であるという大福を仕入れ、団地内を歩き12:00に稲佐山登山口に着く。例によって登り口の家の犬の歓待を受ける。
 防火帯の山道を進みゴルフ場方面の道との分岐点で昼食とした。岩屋山頂から熱湯を入れてきた東さんの「海鮮ビビンバ」(赤飯や五目飯の携帯食料は知っていたがビビンバには驚いた)も岩屋山頂では熱湯が漏れて苦労したが、無事なようでひと安心。
 昼食後13:06出発、無線塔のある地点まで15分程度降りたがここもよく滑った。ここから雑木林の中を尾根沿いに稲佐山方面に歩く。
 13:45逆方向から登ってきた山上さんと合流し14:22稲佐山公園の展望台(288m)に到着。360度の展望を期待したが霞んでいてイマイチ。
 全員記念撮影・休憩後、駐車場を経由し稲佐山山頂333mの三角点には14:55到着。
ここから大谷町方面へ下りゴールの老人福祉施設「シンフォニー稲佐の森」には15:23到着。
この建物から英彦山・平成新山を望む長崎港の景観は風情があるのだが、今日は霞んでよく見えず残念。例会はここで解散として全員始発のバスで市内へ下った。
 所要時間約6時間、ゆっくりペースで歩行時間5時間弱、歩数16000〜17000歩。これは5年前とほぼ同ペース。足元悪くズボンが泥で汚れたが全員予定通り下山。
次回以降の計画については参加メンバーから「この程度の距離・ペースであればいいのでは」との合意を頂く。
 この例会は、冒頭記述のような狙いもあり、エスケープルートもあるので「時間持ち」の方は気軽に参加頂きたいと思っています。

コースタイム
岩屋神社出発9:18〜10:22岩屋山頂10:35〜11:35小江原バス停〜稲佐山登山口12:00〜12:37ゴルフ場方面との分岐点で昼食13:06〜14:22稲佐山公園展望台14:28〜14:55稲佐山頂上三角点〜15:23シンフォニー稲佐の森到着
参加者
CL 西川A、山上、田尻S、東T、金木、石川S、田尻H、川口A、石田、松田、西川I
計11名