第1633例会 七高山巡り

田尻 忍

 昭和23年より続く新年恒例の「七高山巡り」が今年もやってきた。  長崎七高山巡りはインターネットのブログ等で紹介され、近年とみに有名になった様で正月初めの週は混雑するのではないかと、わざわざ1月12日に設定する。
▼1月12日(日)
 例年の混雑回避を考え、12日に例会日としたが、あに図らんや集合場所の一の鳥居付近は50〜60人位がワサワサいる。この人達と前後して歩くのかと思うと少しブルー。
 しかし我が山岳会も時間になると20名越し、私の知る限りでは初めて事ではないか。マイペースで歩く中島夫妻を含め全員集合写真を撮る。
 今年最初の例会なので簡単な挨拶と、山上さんのストレッチで身体をほぐす。
 金比羅神社に着くと、着る物調整で一枚剥ぎ取り少し身軽になる。この神社、例年10日であれば例祭日のぜんざいが振舞われるが、今日は12日、甘党のリーダーとしては残念。
 金比羅山頂(1山)には9時過ぎに着く。山頂からは長崎有数の展望が得られるはずだが、天候はカスミかモヤか視界が悪く女神大橋も良く見えない。
 金比羅山頂から西山水源地、片淵近隣公園運動広場と歩き、ここでトイレ休憩を取る。
 ここからは仏舎利塔経由、尾根道を歩き烽火山へ到るコースと、七面山経由烽火山へ登るコースに分かれるが、コースリーダーの奥村さんは後者をとる。
 七面山(2山)は七面山妙光寺と言うお寺でピークでは無い。中村悦子さんよりカステラ巻のお接待?がある。
 七面山から烽火山まではかなりの急斜面で、ズルッと足が後へ滑る様な山道、仏舎利塔からの尾根道に合流し一息ついて烽火山(3山)山頂へ。
 ここからの展望も金比羅山同様パッとせず妙相寺へ。途中秋葉神社(4山)で歩みを止め一山稼ぐ。
妙相寺の石段でランチタイム。晴れていれば心地良い陽だまり場所であるが今日は望めない。
 彦山へは国道34号線沿いの登山口から、長崎らしい急斜面の市街地を抜け、豊前坊への杉林を行く。
 見上げると首が痛くなる程の急階段(土井チャンに依ると118段との事)を無心に登る。
豊前坊(5山)では水を飲んだだけ。彦山へは豊前坊まで高度を稼いだ分傾斜はきつくなく20分程で着く。
 彦山(6山)山頂には先客山内さんがいて、参加者には久しぶりの人もおり、挨拶と話が弾む。
 彦山の下りは、山際の住宅地を抜け白木の陸橋に出る、ここでボッカ(約20kg)を通した橋口君と別れ、愛宕神社(7山)へ向う。
 民家を抜けた最後の階段が試練の如く待ちうけ、ここを一気に登るのが七高山巡りのクライマックスである。
 終点の風頭山公園では、出発地点の諏訪神社から金比羅山、烽火山、彦山など今日のコースが見渡せ満足に浸る。
 万歩計の歩数が22,000歩から26,000歩と幅があるようだが萩原さん曰く、「足の長さの違いでしょう」に一同ナットク。
 今年の体力はどうだったか。又来年も会いましょうの挨拶で解散。
コースタイム
諏訪神社発8:15~金比羅山頂着9:25〜七面山妙光寺着10:50〜烽火山着11:50〜妙相寺着12:30(昼食)〜豊前坊着14:15〜彦山着14:40〜愛宕神社着15:40〜風頭山公園着16:00
所要時間7時間45分
参加者
CL田尻S、山上、奥村、栗崎、石川S、金木、土井、西川A、西川I、中村E、中島Y、中島H、窪田、平田、松田、萩原、山内、橋口、福田、安田、田尻H 計21名、会員外2名