第1597例会  八郎岳縦走

金木 和義

 2年ぶりの八郎岳縦走となりました。先週の七高山巡りは大勢の参加があったので、今週は少ないだろう、雨の予報でもあるしと、思っていたら、なんと17名の人達の参加があり驚きました。このコースは3名が初めてという事。
 空模様が少しあやしい。歩き始めは良かったが、岩棚まで登るまでに少し降り出した。
林の中を歩く時はあまり感じなかったが、抜けると雨と寒さを感じる。景色はかすんであまりよくない。後は乙女峠まで林の中をもくもくと歩く。
 11時50分、何時ものように乙女峠に着く。例の大きな木の下で小雨をさけて昼食とする。昼食を取りながら、これから下るか、八郎岳に登るか。

小雨の中、登りたくなさそうな人もいるが、「えい」と心を鬼にして八郎岳へ行く事に。そして風邪をひいたらいけないので、早めに終わらせる為、小八郎岳はやめる。
八郎岳もモヤで景色が良く見えない。ここで端島(軍艦島)の事と八郎岳と大久保山との天測点(八郎岳子午線標)の事、この2点を結ぶ線が長崎の南北を表す事をひと講釈。
 後は熊ヶ峰までひた歩く。
途中でこの雨の中に写真撮影している人達がいる、2人の着物を着た女性とカメラを持った男性。もう少し場所と天候を考えればよいのにと思う。
無線塔の所から大山教会が見える。以前は木が茂って防火帯の体をなくしていたが、今は整然と枝が伐採されて機能をなしている。
熊ヶ峰からの急なくだりは雨でどうかと思っていたが、別に然したることもなし。孟宗竹の道はあいも変わらず荒れている。
とうとうわからなくなってモノレールにそって歩く。出た所が大山教会、外海の黒崎の潜伏キリシタンが建てた教会である。
こんな山中に立派な大きな新しい教会が出来た。そうして新戸町に3時半頃到着。
あいにく小雨続きだったがなんとか予定通り山行が出来ました。

参加者: CL金木、田尻S、田尻H、川口T、川口A、西川A、西川I、松田、石川S、吉村、山上、西、栗崎、中村E、大塚、平田、熊谷  計17名