第1593例会 お楽しみハイキング

金木 和義

 12月9日(日)今回のお楽しみハイキングは、リーダーの山上さんが用事で参加できないという事で私がリーダーとなりましたが、ヒントは当然、山上さんに出していただき私は代理であります。
 当日の天気予報は雨か雪も降るとの事で、又、天気が悪いのかとがっかり。雨男の本領発揮。しかし、駅前高架広場に集まる頃は曇り、よかった。集まったのは花の精鋭9名。
 最初の出発地点へバスで向う。場所は「川原木場」。市内に住んでいても、川原大池よりも南の方にはなかなか行った事がない。初めてである。
眼前には島原半島より天草の方が近くに見えるはずなのに、今回は天気が悪くかすんで見えない。舗装道路を少し登り始めると左に木場公民館があり、すぐ上に市第53分団第1部消防詰所がある。

道端には一輪車に大根を乗せ洗っている農家の女性がいる。大きくりっぱなのには皆びっくり。さすがに買う人はいない。
 そして二番目のヒントの普明庵。寺のおばさんにカーテンを閉められて印象が悪い。空海と書いてあるから真言宗だろう。

三番目のヒントが「熊ヶ岳(288m)」三等三角点がある。この辺りは公園化されて駐車場やトイレ、テーブルや椅子もあり、曇って見えなかったが、島原半島や天草があり、反対側には眼下に端島(軍艦島)が見える。
 四番目のヒントは「御嵜(みさき)道(みち)」。本当は漢字で書いてもらいたかったが「嵜」の字がめずらしい字で書いてあるのがおもしろい。
江戸時代には長崎の人が行楽として野母崎の観音寺まで一泊二日の旅をした道です。そしてその道標を今魚(いまうおの)町(まち)が50柱設置しましたが、現在残っているのは11柱だけだそうです。
それが後に「抜荷の道」と言われるように、密貿易に使われるようになった道でもありました。くわしい歴史の話は次の機会とします。
 最後の神社のある場所は「以下(いが)宿(やど)」という部落です。野母崎に行く国道499号線の夫婦岩のある場所です。目の前に端島(軍艦島)が見えますが、今日は風が強く、海が荒れて波しぶきが国道を越えている。
 少し早く終りましたが、野母崎半島のまだ見ぬ、山、町を歩けて楽しかったです。

【コース】

@川原木場 A普明庵 B熊ノ岳 C御嵜道 D以下宿

【成 績】

@田尻忍 A田尻博子、栗崎 B西川陽 C西川幾恵 D下松八重、三田徹、大塚

参加者

CL金木、田尻S、田尻H、栗崎、西川A、西川I、下松八重、三田T、大塚 計9名