第1591例会九重(坊ガツルキャンプ

田尻 S

 例会として坊ガツルにキャンプするのは何年ぶりだろう。確かに創立70周年記念の集中登山では黒岳、指山、吉部登山口より坊ガツルにキャンプしたが、今回の様に通常例会として参加者募集した場合、会員の高齢化を考え、坊ガツルまでのテント、他の共同装備のボッカで二の足を踏んでいた。
例会を決める全体会で坊ガツルキャンプが提案され、とにかく例会として決定された。予報を出すと、ボッカについては会にとっての若手(40代〜50代)が参加する見込みがたち問題解決。
▼11月3日(土)
 いつもの様に長崎道今村PAに7時30分、長崎組13人が集合一路九重へ。長者原の駐車場で今回も久留米より参加の倉嶋さんと10時に合流する。
 天気は快晴、10時10分には駐車場を出発、総勢14名。
ススキの穂が美しいタデ原湿原の木道を歩き、雨ヶ池越の山道へと入る。晩秋の林は紅葉の名残の赤や黄の木々が美しさをとどめている。12時過ぎ雨ヶ池越に着き昼食とする。ここのススキも美しい。
 13時30分に坊ガツルに着き早速テントを張る。他にも20張以上のカラフルテントである。
特に目立つのはお一人様テント、お一人様テントとはグループで来てもテントは個室らしい。我々も14人のため4人用2張、8人用1張の3張を張り終える。偶然川添君親子が現れ久し振りの再会を喜ぶ。
夕方4時ごろ、平冶岳に登っていた元気組5人、三田、窪田、大塚、松田、森山の各氏が帰って来る。皆充実した笑顔だ。
 夕食は8人用のテントに全員揃い、ワイワイ、ガヤガヤと話も弾む。
一人又一人とダウンしリーダーは睡魔に引き込まれ、夢うつつの中で次第に皆の声も遠ざかる。
▼11月4日(日)
 天気予報では曇り後雨との御託であったが、朝日が白口岳、稲星岳、中岳を赤く染めていて、嬉しい誤算である。
 今日のルートは2組に別れ、雨ヶ池越から長者原引き返し隊は4人(纏足のS、笑う股関節のN、薬切れのM、老々介護役のAの各氏)。
後の10人は法華院温泉〜北千里ヶ浜〜諏蛾守越で一休み、荷物を置いて三俣山へ。西峰、本峰(1744.7m)の頂上を軽く踏んで諏蛾守越へ引き返す。
 ここから長者原へ下る予定であったが、訳あり4人組の2人が車を廻してくれ、大曲の駐車場に下る、時間と体力を節約できた。
 約束の汗を流す温泉は、70周年の記念山行で使った九重観光ホテルとしたが、ここで会計係りはちゃんと仕事をし、一人300円の入浴料を交渉する。
 12時まで荷物の整理と腹ごしらえをし、ユックリ湯に浸かる。
倉嶋さんとここで別れ長崎組は夕方5時前には到着する。いつもながら運転手の皆さんご苦労でした。
参加者
CL田尻S、東T、森田、下松八重、三田T、窪田、石川S、倉嶋、西川I、川口A、森山、大塚、松田、田尻H
 計14名