第1590例会雲仙を歩くE普賢岳新登山道

田尻 忍

 普賢岳新登山道は個人的に歩いた人もあると思ったが、会の例会としては未だ歩いていないので「雲仙を歩くE」として取り上げた。
▼10月21日(日)快晴の下9時30分仁田峠を出発する。コースは妙見神社を目指しロープウエイを右手に見ながら登る。冬の樹氷や春のミヤマキリシマと並ぶ秋の紅葉は、見頃からすると1週間程早いかと思われたが、充分鑑賞にたえる色付きだった。
 うっすらと汗をかき妙見神社で休み、第二吹越や国見岳への分岐を過ぎ、いつもは登りで息が上がる急坂をドンドン下る。新登山道の分岐に11時15分頃着く。ここまで来ると国見岳、普賢岳、妙見岳に囲まれた山肌や谷を赤や黄色の紅葉が飾り充分見頃と言える。
 新登山道を鳩穴、風穴と進む。夏に来た時は各穴からの冷風が天然クーラーとなり、心地良かったが、今は外気温度との差が余り無いのか白い冷気はない。
 新登山道は噴火前の旧道も一部復活されているが、多くは新しく整備されており、我々はその恩恵を利用させてもらっている。新登山道整備に尽力された方々に感謝したい。
 立岩の峰付近で昼食とするが、晴天の日曜日とあり登山客であふれんばかり、どうにか場所を確保し昼にあり付く。
 普賢岳の頂上も多くの登山客で賑わい、登頂記念の写真に余念がない。我々も月報表紙を飾るべく頂上で一枚パチリ。
 普賢岳より紅葉茶屋まで下り、更にアザミ谷まで下る。花はフクオウソウとジンジソウ位しか見当たらず、この季節やはり紅葉を愛でる事にしよう。
 仁田峠の駐車場には14時39分頃に着き、5時間ほど秋の雲仙を楽しむ。帰りはいつもの様に青雲荘で汗を流し、さっぱりして長崎へ。
参加者
CL田尻(忍)、石川(純)、金木、西川(幾)、森山、中村(悦)、川口(綾)、川口(孝)、栗崎、田尻(博)、
 会員10名、会員外2名、計12名