第1562例会 県民体育大会登山競技

三田 徹

11月12日〜13日、佐世保地区で行われた県体山岳競技に参加してきた。今回は、いつもの男性選手陣の都合が悪く不参加とあって、チーム編成に苦労したが、男女混成チームを編成して壮年男子チームとしてなんとかエントリーを果たしてきた。
▼初日は県北会館の人工壁でクライミング競技。オンサイト方式なので他の選手が登る様子は見ることができない。控えの場所では、先にトライした大塚さんの登る様子に観客の声や拍手が飛ぶ。次、私の番だが、ハングの上のホールドへの持ち手をうまく運ぶことができず完登できなかった。
 クライミング競技後、食材の買い出し等はサポート隊にお願いし、選手二人で縦走・踏査コースを下見する。テン場に戻った頃には丁度夕食もできた頃で、早速、おでんをつまみながらビールで乾杯する。
入山式後は、主管の佐世保山岳会からご馳走を準備しているとのアナウンスがあったので、食器持参のうえ、いざ、ご馳走のゲットへ向う。
 行ってみると、九十九島のカキ(酒蒸しとカキ焼)、サザエの壺焼き、エビの入ったブイヤベース、イカ焼き、月山のワインなどなど、前回、佐世保で開催された際はカキ焼きだけの記憶だったが、グレードアップしており、うれしい限り。佐世保山岳会のおもてなしに感謝感激する。
その後、他の山岳会のテントをひとしきり回り、既に寝ついている我が山岳会のテントに戻る。
▼2日目、朝食をたっぷりといただき、まずは縦走競技。ここでハプニングが起きる。先頭の集団が歩いたあとを皆何も疑うことなくついて行ったら、これがとんでもないコースミス。
成年男子の某チームの1人はとっくに縦走ゴールに着いていたのに、相棒が来ないといって捜しに来る始末。壮年チームの我々は隠しタイムを考慮してゴール手前で5分休憩。これがあとの成績に影響した。
踏査コースは前日下見をしていたので、微妙に迷うポイントはあったが、走りも入れながら順調にゴール。成績発表まで時間があるのでビールを飲みながら腹ごしらえする。
 いよいよ成績発表、当初、我がチームの入賞は踏査の3位だけたったが、一度、発表と賞状が渡されたあと、クライミングの成績に訂正があって、我が長崎山岳会チームは総合2位(クライミング2位、縦走4位、踏査3位)となった。
1位の東彼山岳会とは総合点で僅か1ポイント差だったので、縦走で時間調整せずそのままゴールしていたら総合優勝だった。
自分的には踏査10ポイント中2問不正解だったのが残念。(歩測したところが1ミリ間違っていた。)
 ということで、今年も我が山岳会からの大勢のサポート隊の応援のおかげで無事県体を終了することができた。来年も大勢の応援をよろしくお願いします。
参加者:会員9名