第1561例会九重黒岳

田尻 忍

九重例会も昔に比べたら高速道路のおかげで随分と近くなり、コースに拠っては日帰りも可能となったが、今回の黒岳裾野周遊コースは時間的に無理と判断し、通常の前泊でなく仮眠とする。
▼11月2日、長崎を夜6時から6時30分の間に車3台に分乗し、いつもの長崎道今村PAに集合する。仮眠場所の男池駐車場に22時頃着きテントを4つ張る。他にも同じ考えのパーティもあり2張程のテントが見える。夜は曇りのち小雨。
▼11月3日、5時30分起床、お湯だけ沸かし各自朝食用に配る。
黒岳荘の駐車場に後から参集した西川(葉)さんと関さんが合流し総勢15名となる。コースとしては東面の雨堤を中心とした紅葉を愛でるのを目的とするが、今年の紅葉はすでに終わりに近く所々に赤や黄色が見え隠れする。雨堤の佇まいは何時見ても心安らぐものがあり、積雪の風情を必ずや見たいものだ。
紅葉の見頃は過ぎたが、代わりに落ち葉の絨毯が分厚く積もり足音を消し、膝に優しくする。
 天候は曇りで時折小雨も降り気分も優れない、しかし雨具を着っぱなしより良しとしよう。
風穴に10時25分着く。ここまでは殆ど他の登山者に出会わず静かな山歩きであったが、風穴に着くと早速団体に出会う。男池からの登山者が殆どの様だ。
我々も総勢15人所帯である為、体力・気力も個人差があり、上峠あたりからユックリペースのオタッシャ隊(9人)とゴイゴイ行きのゲンキ隊(6人)に分かれる。
風穴から頂上へはゲンキ隊が登り、更に高塚と天狗岩に別れて又合流する。
風穴〜ソババッケ〜隠し水と前行く人を追い越しながら行くが、流石オタッシャ隊には追いつかない。
3時10分男池駐車場に着き合流。登山の汗を湯平の湯で流し、福岡へ帰る関さんと別れる。途中食事をし、夜8時過ぎ長崎に着く。運転手の皆さんご苦労様でした。
コースタイム
男池駐車場6:40発~黒岳荘7:20発〜雨堤8:00発〜上峠8:30着8:40発~風穴10:25着10:35発〜天狗岩11:50着12:10発〜(天狗分れで昼食)〜風穴13:25着13:35発〜ソババッケ14:30着〜かくし水14:25着〜男池駐車場15:10着

参加者:会員14名、会員外1名、計15名