第1560例会 普賢岳と船石岳

西 靖宏

10月23日(日)、夜半来の雨が止み、陽が射してきたので内心ほっとする。
集合場所の長崎東公園は、長崎市農業センター祭りと重なりどの駐車場も整理員が立ち混雑している。
9時、水江さんの指導でストレッチ体操を行って出発する。今回はコースを変え平家伝説の侍石集落の脇道から車道の終点まで歩く。
ここから石段上りとなり、途中小さな釈迦涅槃像と普賢神社の裏手の岩上に安置された普賢菩薩の石仏に立寄る。ここは土足禁止なので若い西川葉子さんが素足になり鉄鎖を伝い御対面した。
色彩を施した大不動明王と白衣観音の脇道を上ると普賢岳山頂である。
年々山が荒れるにまかせ展望所や山頂からは眺望が全く利かなくなった。
この先適当な撮影場所がないので普賢岳の山頂で集合写真を撮る。
歩いて10分で普賢岳より17m高い行仙岳である。三角点の標識がないと山頂を見過ごすところである。
ふんわりとした山路が足にとても気持ちが良い。
途中急傾斜の下りに少々手古摺ったが、格好の小ピークで早目の昼食を摂る。
低山が故の長い単調な林道歩きとなったが船石岳登山口で4人が登頂を断念し8人で船石岳へ向った。
山の手入れが行き届いた頃は、多くの人に登られていたが、いまの船石岳山頂は雑木が生い茂り視界が全く利かなかったのは残念である。ここから松尾岳への縦走は昔話になってしまった。長居は無用と元の道を戻り登山口に着いた頃、中島さんから携帯電話で途中まで迎えに来ていると言う。
沿道の黄金色に輝くススキの穂に秋の風情を楽しんでもらおうと考えていたが時機を失し、かわりにセイタカアワダチソウが咲き残念だった。
2台の車に分乗して駐車場まで戻ったが、御蔭で40分程短縮できた。
中島義信さんと田尻博子さんの心遣いに感謝します。
下山後は、体育館へ移動して館内の大浴場で入浴。午後4時10分現地解散した。
参加者:会員12名