第1547例会 由布岳ミヤマキリシマと倉木山
平日に由布郷館に宿泊し、由布岳と倉木山に登る山行を2年ぶりに実施した。
今年のミヤマキリシマ開花予想は6月初旬と例年より遅く、梅雨の最中の山行計画となったが、幸いにも2日間だけは降雨なく曇天であった。
6月13日の由布岳は、一組は正面登山口から日向岳経由東峰、他の一組は正面登山口から東峰直行コースの二組に分かれることにした。
▼6月13日(月) 由布岳
中島 泰子
由布郷館を予約しているので、雨が降ろうが出発します。車2台9名で出かけました。
今村パーキングに7:00に集合し、由布岳正面登山口に9:37着。
幸いにも雨は上がり、足ごしらえをし、由布岳正面登山口を10時に出発。見上げる由布岳山頂は霧の中です。
日向岳経由で東峰に登る5名が先行し、なだらかな自然歩道観察路を日向岳に向かって進む。エゴノキの花びらが一面に落ちており、山法師の花やニシキウツギの花が霧の中で咲いています。
途中、正面登山路を登る1名が予定変更してこちらに向かうということで、日向越しで待つが中々到着せず、結果的には2名が残り、3名だけが東峰を目指すことになりました。
標高が上がり道は険しく、慎重に足を進める。ミヤマキリシマは霧の中かすかに見えます。
14:10山頂。ガスと強風の中記念写真を写し、早々に正面登山口へと下った。正面登山口の上の草原に出ると、ヒバリがホバーリングして鳴き、振り返ると由布岳は霧が晴れ山頂が見えていました。
このあと、由布郷館のコース料理、ワイン、ビール、それと温泉、ゆったりくつろげる部屋が待っていました。
コースタイム
正面登山口10:00→11:30日向岳展望所(頂上)→11:45日向越11:55→12:30昼食場所11:30→14:10東峰→14:30マタエ→15:35合野越→16:10正面登山口
▼6月14日(火)倉木山
中島 義信
今日も曇天ではあるが雨は降っていない。由布郷館で朝風呂、朝食を楽しみ、8:37出発。湯布院の街で今日は登山しない2名を途中で降ろし、道路脇の登山口駐車場に9:05着。
山腹コースをのんびり歩くが、この時期は端境期で花は少ない。昨日の山行で欲求不満が残っている1名は分岐から別れ、直登コースを駆け上ることにする。
時々木立の合間に見える下界の景色を楽しみ、カノコソウ、コガクウツギ、シライトソウなどのお花を愛でながらのんびり歩き、11:05山頂に着く。
カノコソウ |
山頂では待ちくたびれた直登コース駈けの1名の出迎えを受ける。分岐から40分で登ったとのこと。
あいにく由布岳は霧の中であるが、雨が降らないことに感謝する。
頂上で全員記念撮影後、駐車場を12:40発、湯布院の街へ向かう。レストランで昼食後、街歩きの2名とも合流し、街中の温泉で汗を流し、土産物など買い物を済ませて長崎に18:00頃帰着。
コースタイム
由布郷館8:37→9:05駐車場9:15→9:30分岐→11:05倉木山山頂11:30→12:10分岐→駐車場12:40
参加者:会員9名