第1533例会 自然歩道を歩くMN

田尻 忍

今、第1399回例会を第1回として2006年5月より続いた九州自然歩道 漸く長崎県内を歩き通すのも目の前。
11月13日(土)
朝、ニトリ・パワーの駐車場に3台の車と10人が集合する。前回早岐の観潮橋で終わっているで3人の運転手除き7名降りてここで待つ。
3台の車は今日の終点である上宇土バス停まで回送し1台のみ引き返してくる。
観潮橋を出発したのが10時30分、早岐の町並みや小学校の横を通りながら畑の広がる。
里山に出高速道路の高架下を通る、この辺りから車道を大きくジグザグしながら高度を稼いでいく。天気は快晴、南向きの山麓は気持ち良く高度が上がるに従い展望も開け、佐世保の街や港が見え出す。いつもは車道歩きにブツブツ文句も出勝ちだが今回は苦にならない。
割りと大きな家が点在する平松の集落を通りかかる頃昼となり、道路際で中食とする。
お尻の埃を払って歩きだし杉林を50分ほど行くとウォーカズ・パークへ着く。ここには隠居の森遊歩館や展望台、野営場があり、長崎市で言えば市民の森と似ている。
いよいよ隠居岳への待ちに待った山道を歩き出す、頂上までは良く整備された散歩道でなだらかな登りが何時の間にか山頂へ導いてくれる。
山頂での展望は素晴らしく南に多良岳、北に八天岳、南東に先週県体があった虚空蔵山が見える。天気は霞が掛かるくらいの晴天。ここから今日の終点である上宇土バス停までは下り20分、本日の宿である県立佐世保青少年の天地に入るには少々早いので山頂でノンビリし時間調整する。
2時50分に上宇土バス停に着きデポしていた2台の車で青少年の天地へ向かう。
事務所にて受付を済ませて入所式にいどみ所長の歓迎の言葉、それに続いて山岳会の代表者による挨拶と、今から規律正しい生活が始まる。何と言っても1泊2食2280円である。
夜の研修は何時ものように女性陣による情報交換と、○★△の比較研究。そして10時30分に消灯。

11月14日(日)
今日も規則正しく国旗掲揚から始まり我々10人と福岡夫婦の2人を加えて12人は平山さんの司会進行で厳かに式次第をこなし最後は代表者の挨拶、朝食後は別れのつどいこれまた、所長の挨拶と代表者の挨拶(ネタが尽きかける)。郷に入れば郷に従えの例えの通り、テレもせず子供に戻って懐かしい気分だった。
前日の終点である上宇土バス停に7人下ろし車3台は今日の終点である栗の木峠へ回送する。バス停を10時30分に出発し車道を郷美谷池まで歩くがここらよりムカゴ採りが始まり主婦の食材獲得は飽くこと知らない。
杉林と常緑林の混在林をユックリ登るとオサエ観音堂に着く。悲しい物語を持つ観音堂は高い常緑林の中に在り静かな佇まいである。
ここからなだらかな尾根道を登るが鬱蒼とした常緑樹林の中を行き、足許の山道は落ち葉に覆われ足音を消してくれる。
NTTの無線中継局のある八天岳は眺望も無く休憩も程ほどに車道を下る。まだまだムカゴ採りは続いている。車道三差路のため池に出ると程なく終点栗の木峠である。昔茶屋だ在ったと言われる峠は佐賀との県境にあり清水が沸き当時の面影を留めている。12時45分着。
九州自然歩道も長崎県内分はここで終わりであるが、コースとしては国見山まであるので、時間もあり国見山往復とする。峠のすぐ横から登り常緑樹林帯の中を行くが、八天岳の尾根道と同じく幾恵にも重なった落葉は歩く事の楽しさを教えてくれる道である。無論ヒザにも優しい道である。
所々車道に接近するがほぼ林のなかを歩き車道の終点に着くこれより200mの登りだが車道と頂上を結ぶ道としては余り整備されておらず車できた人の足許を考えると何か整備がアンバランスである。
国見山頂上展望台からの眺めは昨日の隠居岳に劣らず360度である特に北に伊万里湾が良く見える。
下りも気持ちの良い山道をサクサクと歩き少し得した気持ちになる。
帰り着いた峠では湧き水で冷やしたビールを約2名が美味そうに飲んでいた。
長崎までの道中は産直と渋滞で夕方6時着となる。運転手の皆さんご苦労さまでした。
これにて「九州自然歩道を歩く」は無事終了する。

参加者:会員10名