第1505例会 市房山

吹野  洋子

11月22日(日)

急に例会に参加する気になり、21日米子〜博多行きの夜行バスに乗り、熊本行きの西合志バス停でピックアップしてもらう。天気と私の都合で1日ずらしてもらっている。待っている間、九州とは思えない程寒く小雨がちらついてきた。14時頃キャンプ場に着いたがだんだん雨がひどくなり、テントはやめてロッジ泊になった。いつものおいしくて楽しい宴に心底くつろいだ。

23日(月)
5時起床雨はやんでいたが、まだ曇り空の中7時にキャンプ場を出発した。車道から橋を渡った所に登山届の箱が置いてあり、リーダーが登山届を出された。ここから市房神社までは幹回り6、7メートルもあるような杉の大木がいっぱいあり、見事なものだった。

参道

杉の大木
この神社は4合目にあり多くの信仰の厚い人達が参られたそうだ。私達は子供の縁結びなど盛り沢山のお願いをして拝んだ。
神社の裏手から急斜面になり、丸木段も多くとりつけられていた。空が晴れ渡ってきて身も心も快晴の気分、6合目の馬の背でゆっくり休憩してまた急坂を注意しながら登っていくと、7合目からは傾斜も緩やかになった。八代側に広がる雲海を眺めながらゆっくり頂上を目指していった。

市房山頂

霧島連山を望む
頂上は広くて展望が素晴らしかった。北側は祖母、傾山、九重と由布岳の双耳峰まで見えた。西側は雲仙の山、その隣の雲海の先にある山がきれいに浮かんでいてみんなに聞くけど、どこの山かわからなかった。あとで天草の島影かもしれないと思った。
そして何といっても南側の高千穂峰〜韓国岳の姿が美しかった。思わず拝みたくなるようで何枚も写真を撮った。こんなによく見えるのも珍しいそうで、来てよかったと思った。
 下山は中島さんの調子が悪そうで奥様と二人で後からゆっくり下りることになった。中島さんのザックは田尻さんが担いで下りられ、田尻さんは上りも下りもしっかりボッカトレーニングされた。リーダーの西川さんは3合目の神社の駐車場まで車を回すことにして先に下りていかれた。
私達4名は市房神社の上の社の敷地に上がってみたり、参道では午後の日差しを浴びた木々が美しくて眺めながら下りていった。
中島夫妻はすぐ後ろを歩いておられたようで、3合目で西川さんの回車で早くキャンプ場の駐車場に着いていた。登山届を出した所に着いたら西川さんが私達も車で迎えに来られていてリーダーの大活躍だった。
そんなこんなでチームワークよろしく温泉につかってから帰路につき、久々の九州の例会参加を終えた。
 
 追記 翌24日西川夫妻の案内で雲仙の普賢岳と国見岳に登った。私が長崎にいた頃火砕流があって普賢岳に登り損ねていた。
朝は仁田峠から天草や昨日登った市房山も見えたが、紅葉茶屋あたりから雨になり展望はきかなくなったけど、静かで山登りらしくて雲仙の湯もよく満足だった。
コースタイム
キャンプ場7:06〜4合目市房神社8:30〜6合目馬の背9:32〜山頂11:35〜心見の橋11:50〜昼食〜下山開始12:51〜馬の背13:45〜市房神社14:32〜駐車場15:30
参加者:会員7名