第1503例会 国東半島の山

中島 義信

国東半島の山は平成13年(2001)と平成16年(2004)の例会であった。今回は1泊2日のゆっくり山行を計画した。

 10月24日(土)東車と中島車に分乗し、今村PAに集合、6:00出発する。天候は良く、順調に長崎自動車道、大分自動車道、宇佐別府道路を経て大分農業文化公園ICで降り、627号線を走り、9:10津波戸(つわど)山登山口駐車場につく。駐車中の車は1台。
 小川沿いに段々畑の中の道を案内板のある登山口まで歩く。雑木の中の道を進んで、下山ルートの東岩尾根下降点まできた時、降りてくる男女2人連れと出会う。偶然にも長崎の知人で双方ともびっくり。6時過ぎに登り始めたとのこと。
 西岩尾根取付きで一休み後、岩を攀じ登り振り返ると展望が開け、岩峰が目前に迫る。
ここからは岩場が続き険しくなるので、山内さんはここで引き返し、駐車場で待つことにする。
 小さな石仏に刻まれた番号を順に確認し(いくらか欠番あり)、開ける展望を楽しみ、写真撮影しながら、
岩場また岩場を進む。降りの難所では東(俊)さんが東(弘)さんはじめ、皆に優しく足掛かりを教える。
賑やかな声を上げながら、岩の隙間の「針の穴」を下り、谷底状の登り口から次の西岩尾根の岩場を攀じ登る。
展望が開けた岩場の上で昼食とする。
 通過してきた西岩尾根には、やはり昼食中らしい一団が見える。今日初めて見る上りのパーティだ。
 西岩尾根を降り、水月寺奥院まで上る。「硯石(けんせき)水」と呼ばれている岩清水で喉を少し湿す。
急な上りを尾根まで上り、左へ進んで岩のバルコニー展望所につく。眼下に広がる展望を楽しんだ後、津波戸山頂まで歩き記念撮影する。
こちらの展望はまったく開けない。

津波戸山頂
下山中、尾根から奥院の下りで、昼食時に眺めたと思われる一行に行き会う。福岡からの約20名で貸しきりバスで来たという。
 東岩尾根の上り口手前まで下り、メインルートから少し入って大きな大師の石像を拝み夫婦杉を見上げ、上りに取り掛かる。
展望が開けた尾根道を進み、津波戸山の岩峰を名残惜しく眺望し、八八番の石像を確認し、長いくさりを伝ってメインルートに下りる。
 変化に富み、眺望も楽しんだ面白い山行であった。
 駐車場に戻り、磨崖佛まで向かうべく車を発車させるときにハプニング! 駐車中に車の前に立て掛けたまま積み残した中島(泰)のザックを轢いてしまった。テルモスはひしゃげ、ゆで卵はペシャンコになったが、他には大した被害がなかったのは幸いでした。
 熊野の磨崖佛を見物して、富貴寺に隣接し、住職の奥さんが切り盛りする旅館「蕗薹(ふきのとう)」に宿泊、掛け流しの温泉で疲れを癒す。
食事前、優しい東(俊)さんが、東(弘)が痛いと訴える筋肉を指圧する。豊後牛、鴨料理に舌鼓を打つ。手打ちそばもうまかった。
コースタイム(津波戸山)
駐車場9:30〜10:20西岩尾根登り口10:30〜11:55三六番(昼食)12:25〜12:30奥の院〜12:45東展望所〜13:00山頂13:15〜13:50夫婦杉〜14:00第八八番14:20〜14:40旧海蔵寺跡14:45〜15:10駐車場

富貴寺
 10月24日(日) 旅館「蕗薹」で朝食後、隣接する、12世紀に建てられたという国宝の富貴寺大堂と、本尊の重要文化財の木造阿弥陀如来を拝観後、車2台に分乗して千灯岳の登山口に向かう。
 下山口の赤根登山口の道路脇に中島車をデポし、東車に7名詰め込んで不動口から伊美川を渡り、T字路を右か左か少々迷い左へ曲がり林道を登る(結局はどちらでも登山口に合流する)。
 駐車場は視界が開けトイレも整備されている。丸木段を登り、岩を削った階段の馬の背を登りきり、岩屋の五辻不動尊を奉る不動山に着く。何事かを祈ったり、東に開けた展望を楽しんだりする。
曇天だが今日一日雨が降ることはなさそう。潅木に続いて見通しの聞かない檜林の尾根を歩く。ようやくピークあたりで正面に二等辺三角形の千灯岳を見る。
突然という感じで行く手を横切る堀切の林道が現れる。しばらく休止。林道を後にし、檜林を始めは道もはっきりし緩やかな上りがジグザグとなり、潅木の中の直登急坂となり、道も定かでなくなる。
喘ぎ喘ぎ登り千灯岳山頂に到達する。山頂広場から期待した展望は樹木に遮られる。ガイドブックには絶景が楽しめるとあったが残念。

千灯岳山頂
 山頂広場で少し早い昼食を摂る。
ポツリポツリと雨が降りだしたので早々に記念撮影を終え、赤根登山口に向かう。急坂ではあるが良く整備された丸木段を下る。幸い雨はやんだ。
舗装された作業道まで下ったところで、東、中島の両ドライバーは先を急ぎ、赤根登山口の中島車で登りの登山口駐車場の東車を回収に向かう。
途中の行く手に、角がまだ生えてない鹿が1頭、林道の真ん中に立っている!停車して観察するまもなく、悠然と林の中に去る。人馴れしているよう。
 赤根登山口から長崎に直行することにするが、昨晩旅館で出たそばの味が忘れられず、豊後高田市内で見つけた手打ちそば専門の店に立ち寄りおいしいそばに舌鼓を打つ。雨が本格的に降りだした中を宇佐ICから高速に乗り、長崎に18時頃帰り着く。
コースタイム(千灯岳)
旅館「蕗薹」8:00〜8:55不動口9:10〜10:05林道11:20〜11:20千灯岳11:50〜12:30林道〜12:55赤根登山口
参加者:会員7名