第1500例会 九州自然歩道を歩くI

田尻 忍

 今回の出発地点である上里は旧外海町の山中にあり現地集合と行かず、西友裏を集合場所としました。
 参加者13名4台の車に分乗し上里に向かいます。ここで運転手4人が4台の車を今日の終点である県民の森の駐車場に車を置きに行きます、残って貰う9人の女性陣は車3台をデポしてくる間も鼻を利かせ栗拾いに興じ50分の待ち時間を有効に使った様です。
 上里を9時40分に出発します、今日の歩行距離である10.3kmの90%以上は車道歩きです。
 車道歩きも木陰歩きと日向歩きが交互にあり、日向歩きには日傘が居るほどの暑さです。
ただ車道の所々に栗の実が落ちており、晩飯を栗ご飯にと張り切る主婦連に片っ端から拾われて後に残るのは栗のイガばかり、オマケに猪の親子に遭遇する始末、こっちもビックリしましたが向こうだってビックリした事でしょうドドッと走り抜けていきました。
 車道を歩く事1時間40分で神浦ダムに到着、朝が早かった分は早めの昼食とします、場所はダム湖が見える藤棚の下で気分良いところです。
誰かがここのウナギは美味しいとの声が上がり我も我もと6匹の注文となり、焼きあがったのを貰う人、帰りに受け取る人色々です、はて栗ご飯とウナギの食い合わせは大丈夫かなと変な事を考えてしまいます。
 藤棚の下を12時5分に出発しダムの北斜面を登ります、案内書によると琴平神社まで300mの標高差とあります、途中栗が無いものかと目を凝らしますがこれがパタッと無い、見事にない、代わりに結晶片岩を綺麗に積んだ石垣や民家の壁を眺めながら車道を行きます。
途中棚田で有名な大中尾の美しい棚田がチラッと見えます。
 やっと琴平神社への標導が現れ待望の山道となりますが10分も登らない内に墓地の終点である車道にでてしまいます、ここを暫く行くと神浦扇山郷に出て再度山道になります、
 ここからは結晶片岩を綺麗に石段として積み上げた杉林の中を頂上の琴平神社まで標高差80m位をひたすら登ります、今日のラストスパートとしてひと喘ぎふた喘ぎし少し立派めの琴平神社に1時30分着。
 集合写真を撮り今日の正式終点である御用堤を経由し、県民の森駐車場に2時到着。10.3qを4時間20分で歩いた事になります。ご苦労さまでした。

参加者:会員13名