第1487例会 長崎港一周 C(最終回)

西川 陽

1月に岩屋山からスタートした長崎港一周の最終回は、4/8烽火山・金比羅山を正月の七高山巡りとは逆のコースで歩いた。
参加者6名。天候晴れ、気温22度で初夏の陽気。
 9:15蛍茶屋電停を出発。水神神社横を通って山道に出ると「天然記念物キイレツチトリモチ自生北限地」の標識があった。
「きのこ」のようなキイレツチトリモチは、昨秋伊王島での「お楽しみハイキング」で初めて見たが、この本河内水源地の北側一帯が自生北限地として指定されているようである。
緩やかな雑木林の中に入り急登すると武功山(349m)に着く。
ここから約20分登り10:45烽火山(426m)山頂着。石積み円形の烽火台から長崎港方面を眺めるが、英彦山・戸町岳・唐八景・星取山・愛宕山等の近くの山は見えるものの、その先は春霞で遠望きかず。

ドンク岩

金比羅山
 山頂で休憩後、仏舎利塔方面へ降りる。このコースを下るのは今回が初めてであるが、実際に下ってみて「こんな道だったのか」と改めて登りと下りの「視界の違い」を実感した。
仏舎利塔前で昼食・休憩を取り、13:13金比羅山を目指して出発、高部水源地バス停から九州自然歩道のルートを歩く。
民家の間の細い道から長い石段を黙々と登り、ドンク岩のある中腹で休憩。草原はきれいに草刈されていたが日差しが強い。
 金比羅山(366m)山頂へは14:23到着、ここから長崎港を眺める。女神大橋は霞んでいるが、右手の岩屋山、左手の烽火山を眺め「これで一周終了」と自己満足する。
 山頂からの景色を堪能した後、江平方面へ下山、15:30にゴールの平和公園祈念像の前で解散とし、「長崎港一周山行」を終えた。
最終回は比較的短いコースであったため休憩時間をたっぷり取った「のんびり山行」で、所要時間6時間15分、実質歩行時間4時間程度(小生の万歩計で18千歩)であった。
参加者:会員6名
 
1月から4月まで毎月1回平日(水曜日)に実施したこの山行には、延べ30名(実質13名)が参加
(概要下表)。
個人的には、
@低山ながら変化の多い長崎の山と周辺の景観を堪能できた
Aゆっくり歩くことによって歴史や自然の新たな発見・確認ができた
B登りと下りの視界の違いを実感
(教訓:下りでの道迷い防止に注意)
を感じた。参加者の皆様、お疲れ様でした。この山行の発案者である山上リーダーは長崎港に続く「次のシリーズ」を考えているようです。提案・アイデア等ありましたら山上さんまで連絡をお願いします。