第1449例会報告

田尻 忍
今回の例会は久し振りの郡岳より経ヶ岳への縦走です、黒木より大払谷を登りつめると、つげ尾に出ます、ここから郡岳方面へは体力と時間のある人のみ許される意味の小さな案内板が有ります。
それなら郡岳より経ヶ岳の逆コースをどの位で縦走できるのかと計画しました。
高速道今村インターに南部組、北部組の2台で集合し郡岳の南登山口へと向かいます、7時40分に登山口を出発し郡岳頂上まで1時間5分で着きますが、今日の天気は曇り、頂上からの展望もボーとしてイマイチ切れが良くありません。
郡岳(826m)から経ヶ岳(1075m)までは高度差249mしかありませんが途中3つの峠があり登り、下りを合計すると約1900m位の高低差となります。
ここから経ヶ岳までの縦走路が始まりますが、縦走の尾根道はかなり踏まれており、更に要所、要所にはテープも巻かれており迷う事はありません。
ただ縦走路を歩くのは勿体ないと約2名(吉村・三田の両氏)20kg?位は担いでいます。
冬枯れの中、総ての葉を落とした落葉樹と冬でもなお緑を保つ常緑樹の混生林を行くと曇りの中から時折木漏れ陽も射し縦走路の中に変化を付けてくれます。
遠目越、遠目越山、春日越、岩屋越と順調に距離と高度差を稼ぎます、狸に由来するのか、ちいさい広場の「狸だまり」なる場所を通過し鍋伏山を過ぎたところで昼食とします。
ここで後発の田尻(博)と携帯電話で連絡が取れ、今つげ尾との事、合流すべく迎えにいくが5〜6分では落ち合わず夫々引き返す。
2時10分つげ尾着、ここで合流し9人揃う、縦走では2組3人しか会わない静かな山道でしたが経ヶ岳はさすがに人も多く7〜8人は居る、お互い少しの情報交換に何処の山岳会ですかとの問いに長崎山岳会と答えると私達も長崎の山岳会と3人のオバサンに返事をされてしまう、成るほどそうかと感心してしまう、後程、舞岳の下りで長崎山岳会って、聞いたことがないし新しく出来た会なのかしら?と3人ずれに言われてしまう、沈黙して傍を通り越してしまう。
経ヶ岳頂上付近から舞岳を経由しての下りは、よく目にするホームページの記録のわりには、テープも殆んど無く解りづらいところがありました。
黒木の駐車場に4時10分に無事着き、行動時間は8時間30分でしたご苦労さま。
時間も遅くなり例会としては今回の温泉はパスです、各自水汲み、温泉とし、車を回収後、解散としました。
コースタイム
南登山口7:40発〜郡岳8:45着8:50発〜遠目山9:50着10:00発〜岩屋越11:05着11:15発〜経ヶ岳14:10着14:20発〜舞岳14:58通過〜駐車場16:10着
参加者:会員9名