第1444例会 県民体育大会

三田 徹

11月10日〜11日 九千部山系で行われた県体山岳競技に参加してきた。前回の長崎での大会に引き続き、今年も我が山岳会からの大勢のサポート隊の応援が有難かった。
 初日は牛の首の岩場でのクライミング競技。10月に下見に来たが、コースが違っておりがっかり。難易度は5.10C。私は2ピン目のレイバッククライミングの地点で足が滑り落ちてしまい不完全燃焼。
下さんは核心部手前の9ピンまで到達し、チームで何とか3位を確保した。岩から戻ると既につまみとアルコールの準備ができている。サポートの皆さんに感謝!入山式が始まるころには既に出来上がってしまい、その後、他の山岳会と楽しく交流し、我がテントにはどうやって戻ったのか記憶にない。毎度のことだが懲りない、というよりこれを楽しみに来ているようなものでもある。(笑)
 翌日は、6時前に起床し、朝食を済ませた後、縦走競技のスタート。選手がスタートした後にオープン参加の皆さんも思い思いのペースで歩く。我々は壮年チームなので速さではなく隠しタイムに近いほど高得点となる。7時30分にスタートし、1時間かからずに九千部山頂のゴール手前に着。隠しタイムを目指し時間調整する。下さんは65分と読んだが、私はキリのいいところということで70分と読み、あと5分待つことにする。早くゴールしろという谷川審判の誘惑にもめげず、8時40分ジャストにゴールした。
 10分間の強制休憩後、踏査競技のスタート。前回も満点だったのでこの種目は自信とともにプレッシャーもある。しかも時間点もあるので早く正確に、が大事である。今回のポイント数は10箇所。地図、高度計、コンパス、歩測(1歩約60センチ)を駆使し、ポイントがなさそうなところでは走る。1ヶ所だけ迷ったところがあったが、高度地点700メートルと当りをつけマークした。踏査は約52分でゴールした。
 テン場に戻り昨日の続きということで、山内さん持参のサンマ等をつまみに飲んでいると審判長から縦走の隠しタイムが70分という情報が入り、ピッタシカンカン。あとは踏査点次第である。12時から閉山式があり、いよいよ順位発表。壮年男子の部でクライミング3位、縦走1位、踏査1位(満点)で2年連続総合1位となった。来年は諫早山岳会担当で行われます。女子チームも出てアベック優勝を狙いましょう。今年と同様に多くの皆さんの参加を期待しています。
参加者:会員11名