第1441例会 九州自然歩道No.5
中島 義信
絶好の秋の好天のもと、金木車と西川車に分譲し7:30に戸石町のバリューはまきや駐車場に集合する。駐車場内の朝市で少々買い物を済ませ、本日終点の飯盛町牧野のWC付き駐車場に西川車をデポし、全員7名が金木車(8人乗り)で本日の出発地の橘神社に移動する。本日の歩行距離は約18km。
橘湾海岸を歩く
橘神社前の国道を横切ってコンビニ店横の路地に入り、旧道商店街を通り海岸に出ると、眼前に青い橘湾が広がる。ほとんど雲も風もなく、爽やかな日和の中、千々石海水浴沿いのレンガ敷きの道を歩く。道沿いの神社境内では華やいだ老若男女が秋祭りの奉納踊りが始まるのを待っている。
海水浴場に続く塩屋から浜までは、愛野展望台の崖下の平坦な車道を歩く。
この道は昭和初期に小浜―愛野間を走っていた温泉鉄道の軌道跡ということである。ジョギングの若者数グループと出会う。風もなく澄み渡った青空の下、島原半島、天草など橘湾の対岸の遠望を楽しみながら浜(唐比漁港)まで歩く。
浜にはまだ新しい石版の温泉鉄道駅跡の案内板が立ててあり、しばらく歩き恵比寿の石像が海を見て立っている横を抜けるとすぐに唐比自然園に入る。
唐比から有喜
蓮の花で知られる唐比自然園の縁を半周し、登り口を見失ったが、登り口を入った民家の人に国道に出ることを確かめ、みかん畑の中を井牟田口へ登る。途中の橘湾が展望できる道端で早めの昼食を摂る。周りは手入れを放置されたミカンがよく実っている・・・・。
みかん畑の中の道に続く雑木林の中の道を登りきり、数件のホテルを過ぎ、国道に出る。国道をすこし歩いて国道を越しホテルの裏側を歩く。ホテルが多い所だ。
椿川古墳はわからずじまいで通過し、今回唯一の歩道を通り、国道を陸橋で越え、有喜漁港に着き休憩する。
ポテト台地を歩く
有喜漁港を左真下に見て、蒲鉾店などのある商店街を緩やかに登り、早見の集落を通って国道に達する。畑の中の農道を緩やかに登りきり、振り返ると広大なジャガイモ、人参などの畑の向こうに橘湾が広がる。時々後ろ向きに歩き眺望を楽しむ。よく舗装された農道を歩き本日ゴールの牧野の駐車場に着く。
本日のコースでは、唐比入り口と出口、有喜から飯盛までなどで要所に指道標がない所があり、注意が必要である。
西川車で近くの飯盛町月の丘温泉にピストン往復で送り届けてもらった後、西川陽さん、金木さんが橘神社まで車回送に向かったが、帰りに交通事故の渋滞に巻き込まれ、往復1時間10分を要した。
月の丘温泉駐車場で解散。ドライバーの西川陽さん、金木さん、最後までご苦労様でした。
コースタイム:橘神社8:30→10:20唐比漁港→11:35井牟田口付近(昼食)12:10→13:20有喜町13:35→14:50飯盛町牧野
参加者:会員7名