第1404例会「九州自然歩道を歩くA」報告

田尻 忍


原山よりスタート

原山の案内板

原山農村公園
長崎県内を歩く九州自然歩道の2回目です。第1回目は口之津より諏訪の池迄で有ったが、.2回目はその第1回目の終点である原山バス停にタッチしてから始まる。
7月9日、前日までの台風情報と梅雨前線にやきもきしていたが雨降らずとも曇りかな?と確信し参加者に明日決行を連絡する。
7時10分田尻宅を車2台で出発し中央橋バス停で平山さん、三田(久)さんを拾い7名揃う、天気は晴れ、但しやたらと湿度が高い80%は優に超えてる体感だ。
まず雲仙小地獄の駐車場に1台デポし、栗崎車で7人諏訪の池駐車場に移動する。
9時40分、原山バス停から今回も車道歩きで始まる。車道の両側は島原名物ジャガイモ畑が広がる。口之津の方面には前回歩いた時に良く目にした愛宕山、富士山が見える。
暫く行くと原山ドルメンがある。此れは原山支石墓群であり縄文文化の墓地で全国的の珍しく国指定の文化財となっている。
原山農村公園にあるとの事であったが見つけ得ず、ウロウロと20分程時間をロスする。
前回はここぞと思う分岐点には必ず標識が有り地図も必要ない位であったが、今回の旧北有馬町管轄は驚くほど整備が悪く、欲しい所に無かったり壊れていたりしていた。

琴平神社へは?

琴平神社付近

論所原の東屋
金比羅神社(琴平神社)11時35分着 昼飯には少し早いので車道とも歩道とも区別がハッキリしない未舗装のヒノキ林の中を行く。日陰が有り難い。
昼食場所を探す内、論所原に着く。原っぱの中ベンチ、東屋があり良く整備されている。早速昼食とする。相変わらず蒸し暑いが風があり心地よい。
論所原より国道に出る。道路沿いには今流行のエコをうたって山林を切り刻んだレストラン、畑、オートキャンプ場等の施設がある。
暫く国道を行き、塔の坂集落への標識に従い山道を行くと、谷筋にへばりつく様に点在する塔の坂集落入る。俄然今日のハイライトである高岩山(881m)が目の前に聳える。
この角度から見ると岩峰を交えて端正な三角錐の独立峰に見える。高度差451mを1歩1歩登るしかない。途中体調不調の内山さんと介添役の平山さんが塔の坂迄戻る。

塔ノ坂

高岩山頂上
1喘ぎ2喘ぎしながら岩峰群の頂上に着く。3時40分。快晴ではないが島原半島の眺望が素晴らしい。
みそ五郎縁の岩群を横目で見ながら下りに下る。この高岩山の山道は良く整備されている。
国立公園で充分に予算を使ったであろう宝原園地で給水と排水をし、本日の最終地、小地獄に着く。4時45分。
先回りしていた平山さん内山さんと青雲荘で落ち合い女性陣が温泉を愉しむ内、中島さんと諏訪の池に車を取りに往復する。
男2名バタバタと入浴する。6時20分小地獄発、夕焼けが赤い中長崎7時50分着。
所要時間12時間40分、高低差636m、会費1.000円、入浴代630円。
参加者 会員7名

自然歩道Aの花

田尻 博子


ボタンクサギ

(不明)

ハギ

ホタルブクロ

コバギボウシ

ママコノシリヌグイ

オカトラノオ

ヤブジラミ

ヤマブキショウマ