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口之津 |
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諏訪の池 |
第1399例会 九州自然歩道
中島 義信
5月14日(日)、前日の雨も上がり、やや肌寒いくらいの曇天。参加者12名が車3台に分乗し、集合場所の長崎バイパス西浦上トンネル口を8:00に出発。長崎バイパス、諫早市、小浜町経由、9:25諏訪の池着。中島車をデポし、金木車、栗崎車に12名が分乗、口之津町役場駐車場に10:00着。
県の自然保護課発行のルート案内地図によれば、本日のほぼ全コースが車道となっているので、ほぼ全員、登山靴をスニーカーなどに履き替える。
今後、県内自然歩道を全コース踏破しようという意気込みの記念写真を、起点の口之津港で撮影。
自然歩道の指道標を最初見落としたため若干まごつくが、薄日が差す中ルート案内図を片手に国道からコースに入る。
この後コースを間違わないか少し心配ではあったが、本日終点の原山バス停までのコース分岐点にはすべて指道標が整備されており、迷うことはなかった。維持管理されている島原山岳会?に感謝。
民家の中の静かなとおりを歩く。保育園の園児から「おはようございます、おばちゃん」などと元気な挨拶をうけ、あいさつを返す。
ジャガイモ畑が拡がる緩やかな登りの農道を進む。三軒家を過ぎ、愛宕山と、かわいい富士山の間を通り、雲仙の山並みを遠望し、道端の野いちごを摘んで賞味しつつ進む。
蓮嶽から下って中原溜池に11:15着、堤防を渡った木陰で小休止。後程なく玉泉寺、山門両側の少し可愛らしい仁王像に惹かれ山門を潜り境内に入る。
昼食する場所を求め進むが、しばらくビニールハウスの温室棟が続く。雑木林を抜けたあたりで小川のほとりの空き地を見つけ、12:15昼食を摂る。
会員外で参加の外語大留学生米国人Gavelさん20歳が皆の関心を強く惹く。日本語勉強中で、英語で話したくないとのことで話が弾む。
「箸の使い方上手ね」「納豆は苦手?」「もったいないって解かる?」などなど。
12:45出発。奥山堤で水面を見つめる石仏を見て、雑木林の中の農道を登り、赤松バス停13:15通過。しばらくバス道路を歩き、農道に入る。
ビニールハウスの中のアスパラをちょっと覗き、集落を過ぎて農道を登る。道端の林の中に檻が置いてあるのは猪罠か?見晴らしが開けたところで小休止。13:50。
小休止後ジグザグの坂を上りきり広々とした畑の中の緩やかな登りの農道を進む。広い牛舎の牛達の好奇の視線に見送られる。終点が近づき自然とピッチが上がる。
再びバス道路に出会い、14:40原山バス停に達し、今回の距離12km、高度差240mのコースを終える。
バス停にはザックを負った中年のご夫婦がバス待ちで、尋ねると自然歩道を歩いてきたとのこと。
14:50諏訪の池駐車場着。デポした中島車で運転担当の3名が口之津役場へ移動、車を回送。再び3台に分乗し、小浜温泉で汗を流した後、解散。長崎には18:00過ぎに帰着。
運転の皆様ごくろうさまでした。
今回感じたことは、初めての人も迷うことがないほど指道標が整備されていること。長崎市内の指道標は設置を見直す必要があると思う。
参加者 : 会員10名、会員外2名 計12名
参考:全15コースのルート地図とガイドが記載されている「九州自然歩道長崎県ルート」は、長崎県民生活環境部自然保護課が発行しており、長崎県庁にて無料で入手できます。