第1390例会 平戸の山(志々伎山)
三田 徹
県内でも北松、特に平戸となると普段なかなか行かない地域である。2年前まで仕事の関係で北松に住んでいたが、その頃登った志々伎山は低山ながらなかなかの眺望の山だった。
丁度ひらめ祭りの季節だったので、山と温泉とグルメを組み入れた例会を企画した。例会予報につられたのか、民宿泊まりにもかかわらず12名の参加者となり、リーダーとしては嬉しい悲鳴。
2/4(土)左底バス停近くの酒の市で三田車と窪田車が落ち合い、国道206号を北上する。途中、田平町の道の駅「昆虫の里たびら」に寄り、饅頭等で空いた小腹を満たす。
平戸大橋を渡り今度は平戸島を一気に南下、目指す志々伎山は平戸島の南端にあるのだ。
志々伎山を背景に |
志々伎山山頂 |
志々伎山山頂 |
佐世保方面遠望 |
何でも、志々伎山は日本本土最西端の登山対象の山だそうだ。阿弥陀寺前のへきち保育所に車を停め、ゆっくりと登る。寒波の影響と風があるので少々肌寒い。
途中の志々伎神社では手洗用の水が凍っていた。が、山の南西側に付けられた登山道の岩場は、風下の陽だまりとなっておりぽかぽかと暖かかった。
登山道を進み、ぐるっと山腹を巻き、徐々に高度を上げると山頂は近い。
登るにつれて眼下に海が広がり、宇久島や五島列島も見える。素晴らしい天気の中で昼食休憩後、下山する。
工場見学 |
博物館 |
即売店で試飲 |
試飲したら買って! |
お次は観光、志々伎町にある「福田酒造」の酒蔵見学だ。
ここは日本最西端の酒蔵、元禄元年(1688年)創業時からの蔵が残っている。
丁度時期的に新酒蔵出しの季節で、柄杓で樽から汲んでもらった新酒は格別の味だった。
ほろ酔い気分になったあと、平戸最高峰の安満岳と鯛ノ鼻に登る。安満岳からは生月島、遠く対馬も見えた。途中、川内でいわしかまぼこを買って、本日の宿「銀鱗荘」に入る。
銀鱗荘にて |
ひらめ |
うちわえび |
おいしい! |
満足満足! |
皆さんお待ちかねのひらめ祭り、予想以上に質・量ともに腹を満足させてくれた。
ひらめはお頭付きの姿造りが4人で一尾、ほかにうちわ海老、イカ刺し、平戸牛などなどを食し、部屋に戻り山談義に花を咲かせる。
2/5(日)宿代の清算を済ませ(消費税、ビール代込み、一人約9600円)、宿近くの白岳に登った後、生月島に渡り島で一番高い番岳へ登る。
昨日に引き続き絶好の天気で壱岐、対馬を遠望することができた。折角なので、塩俵断崖、大バエ灯台まで足を伸ばし、帰りは世知原の温泉「山暖簾」に寄って例会を終えた。
参加された皆さん楽しめましたか?
白岳から度島・大島 |
生月の番岳 |
番岳から東を望む |
番岳を後にする |
塩俵断崖 |
ハイ、ポーズ |
大バエ灯台 |
|
|
|
参加者:田尻(忍)、中島(義)、吉村、窪田、石川、川口、平山、西川(幾)、栗崎、中村、三田(久)、三田(徹)12名参加
データ:時津〜志々伎山登山口 3時間10分、志々山往復2時間20分(昼食休憩35分含む)