第1368例会 福智山ヤマボウシ
中島義信
6月12日、昨日の入梅日の雨も上がり、今日は何とか天気は持ちそうな模様。
三田車のストリームに順次拾ってもらい、参加者5名、時津を06:05出発。金立SAで休憩し、朝食を摂る。
小倉南ICで高速道を降り国道322号線を南下し、弓形になった鱒淵ダムの南端にある「北九州市立少年自然の家」に08:35到着。
地名は頂吉で「かぐめよし」と読む。ここの職員の山口さんと面会、ヤマボウシ情報と「少年自然の家」特製の登山道マップを入手する。
山口さんは北九州市役所観光課に福智山ヤマボウシ情報を問い合わせた際に紹介あった方で、事前に電話でヤマボウシ情報と「少年自然の家」駐車場の使用許可を頂いている。
山口さんからマップ上のヤマボウシ群生地点を教えてもらう。が、ヤマボウシはもうほぼ終わりで、運がよければいくらは見ることができるかな、とのこと。
09:00少年自然の家を出発。すぐに林道に入る。車止めの柵を廻りこみ、谷川に沿って舗装されたほぼ平坦な林道を進む。フィトンチットいっぱいの中、鶯、ホトトギスなどの歓迎を受けながら、にぎやかにおしゃべりが弾む。
09:50登山口に到達、小休止し身繕いなどする。林道と別れ、うっそうと茂った竹薮の中の登山道に入る。道はわかりやすい。
10:15蛇行して登ってきた林道と再会、これを横切り木立の中の登山道を進む。10:35小休止。これより登りが少しきつくなるが、おしゃべりは快調。ワイドショーの話題、家族の話、果は株の話、投資の情報交換などなど。リーダーのゆっくりペースのおかげか、おしゃべりが途切れることなく、11:15頂吉(かぐめよし)分かれに達する。
視界が急に開け、すぐ近くに目当てのヤマボウシを見る。尾根道に沿ってきいちごの群生をあちこちに見つけ、野性の甘味を満喫する。
肝心のヤマボウシは尾根道近くに咲いてはいるがやはり盛りを過ぎている。満開時はさぞ見事であろうと思う。花びら(本当は総苞)は雲仙九千部で見たものより大きく、白のほか赤みを帯びたものが珍しい。
ヤマボウシの見頃にまた訪ねたいと思いつつ、しばらくは写真撮影ときいちご賞味をしながら、なだらかな尾根道を進む。
12:00福智山頂上に着く。数組の先客あり。風通しのよい草原の斜面を選び、展望を楽しみながら昼食を摂る。もう少し風が欲しい曇天の下、寝転がったり、仮眠したりのんびりした時間をすごす。
13:00頂上をたつ。もと来た登山道をスリップに注意しながらも快調に下る。
13:50渓流を横切るケヤキ沢で小休止。渓流から冷たい水を掬い、顔を洗ったり、体を拭いたりしてしばらく休憩。
14:20登山口通過。帰りはおしゃべりの種も尽きたか、ひたすら林道を下り、15:00「少年自然の家」着。山口さんにお礼を言い、帰路に着く。
15:15「少年自然の家」発、古賀SAに立ち寄り、川登SAにて17:30解散式を行う。
出発時と逆周りで降ろしてもらい、18:30頃長崎市内に帰り着く。
福知山のヤマボウシは開花時期に再度出かけたいと思いつつ、山行を終えた。
参加:会員5名