1367例会報告(由布岳)

田尻 忍

6月4日 車2台で長崎(田尻宅)を出発、とうぜんの如く九州を横断する高速道に乗る。
時代の流れと言え山や川を切り刻んで作る道路を利用しなければ山登りも出来ないとは複雑な気持ちです。そんな思いと別に夕方3時20分に長崎を出て2時間10分後には湯布院に着く時代です。
今日の湯布院泊まりは露天風呂付離れの一軒屋、4人が定員らしいが、我が山岳会は人数、男女関係なく屋根付ならもうけもの、ましてや露天風呂付なら天国みたいなもの。
夕食は豪華に豊後牛の焼肉を満喫し、帰り道にはホタルを楽しむ。
6月5日 宿であった五輪花を6時に車で出発、今回の登山口である東登山口に20分後に到着する。天気予報では晴れになっているが、山は雲に覆われている。
登り始めてもガスは晴れない、只ガスである故に新緑と白い霧とが趣きのある山道となっている、路々にはエゴノキ、ヤマボウシ、ウツギ、コガキウツギ、等が次々と現れ目を楽しませてくれる、山道には我々以外誰一人として会わず静かな山域に時々カッコウの鳴き声が響く。
登りも最後の稜線手前で突然霧が晴れ、岩峰を彩るピンクのミヤマキリシマとブルーのスカイラインが現れる、全ての苦労とストレスを吹き飛ばす瞬間です。
稜線に出るとお鉢の中はガスの名残がありお鉢のミヤマキリシマは良く判らない。
西峰10時10分着、記念撮影をして10時20分発。西峰周りの稜線を団体さんと鉢合わせしながら歩き10時40分マタエに着く。マタエからは由布岳の正面登山口に向けひたすら下る、このルートはメインルートと言うだけあり登山客は絶える事がない、ガスの中を抜け振り返れば頂上付近にピンクのミヤマキリシマが帯状に見える、後は足の筋肉と相談しながらユックリ下る。
登山口には12時15分に着き、由布岳を眺めながら昼食とする。呼んだタクシーで運転手2名東登山口まで車を取りに行く。
湯布院での帰り風呂は、昨年好評だったぬる川温泉に入る、湯上りには金鱗湖を眺めながらソフトクリームを舐める。
帰りは湯布院を15時15分に出発、長崎着はユックリ18時30分着、運転手さんご苦労さまでした。
会計報告(1人当たり)10.320円(高速・ガソリン・宿・焼肉・温泉・ソフトクリーム・車借用費)

参加者: 東(俊)、石川、中島(泰)、平山、水江、中村(悦)、田尻(博)、田尻(忍) 計8名